ニードルフィールド

最近よく見かけますね。このタイプ。主に箱もののプライズ設定です。
おそらくこの商品だと思われる、針がたくさんついたプラスチック製のシートの上にプライズを置き、
そのシートからプライズをずらし出してGetする仕掛けのタイプです。
大半はこれにプラスして、ずらす側の、シートから数センチ離れたところにゴムチューブの巻かれた棒があり、
恐らくこれが滑り止めの役割を果たしています。

そんな仕掛け、我々は「ニードルフィールド」と呼んでいるのですが、どうこれを攻略するのか。

実はこれ、アームの強さによってベストな攻略法というものが違ってきます。
そのアームの強さを見極めるため、一回テストプレイをするのが良いでしょう。
といってもプライズがぬいぐるみなどの場合は使えないのですが、
一回、図のようにプライズの中央から少し奥の部分を、アームでひっくり返してみてください。
このとき、アームの横の位置どりは、真ん中がベストです。
その結果から、ベストな攻略法を割り出します。

・ひっくり返った場合(=Getできた場合)
アームの力が非常に強い場合は、このプレイでGetできてしまいます。おめでとう。
ひっくり返らなくても、惜しいところまで持ち上がった場合、
アームの位置によってはひっくり返るので、あと数回チャレンジしても良いかもしれません。

・数センチ持ち上がるだけだった場合
これはまあまあアームの力が強かった場合に起こる現象です。
攻略法としては、まずゴムチューブ棒(以下、棒)と針のついたシート(以下、シート)の間にある
数センチの隙間にアームを通します。つまり、手前を持ち上げます。狙うは真ん中です。
するとこちらでも数センチ持ち上がるはずです。ここで、シートに沢山ついている針が活躍します。
図のように、針の弾性が働いて、プライズを前に押し出してくれます。
これを繰り返しゆき、プライズのだいたい1/3位が手前に出てきたら、
アームでプライズを直接押すのが良いでしょう。
※テストプレイでプライズが斜めの配置になってしまった場合、店員を呼んで直してもらいましょう。

・猫撫でのごとき有様だった場合
アームが持ち上がるやいなや、アームはプライズなど見向きもせず、
それぞれのサイドからまるで猫が撫でるようにスルリとアームが抜け出してしまった場合です。
大方これはアームの力が最弱に設定されているでしょう。
こんな設定の台がある店は既に客に優しくないとも思えるわけではありますが、
これも攻略してしまいましょう。
さてどうするかといいますと、一つ前の攻略法と同じように、棒とシートの隙間を狙います。
この際、図のように横にずらした位置でアームを落としていきます。
すると、アームの力が弱くても、アームの引き寄せる力は大抵の箱プライズに効きますので、
図のようにプライズが斜めになるでしょう。
続いて、今引き寄せたのと逆サイドを狙って、再び同じことをします。
ここでわかると思いますが、少しずつプライズが前に出てきます。
つまり、この動作を繰り返してある程度プライズが手前に出てきたら、
アームで押して無事Getというわけです。

付け加えますが、テストプレイである程度持ち上がったのにこの攻略法をすると、
プライズが必要以上に傾いてしまい、攻略が難しくなってしまいます。


以上です。質問などはお問い合わせフォームでお待ちしております。
この「ニードルフィールド」は最近増えてきている設定です。
これの攻略法を知っているか否かで今後のクレーンゲーム生活を大きく左右するでしょう。



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